弊社から4月に刊行された『熱い書評から親しむ感動の名著』の発売記念として、中条省平さん(学習院大学教授・評論家)と斎藤宣彦さん(オンライン書店bk1編集長)の二人によるトークセッションが開催されます。
開催日程などについては次の通りです。
【イベント名】
ジュンク堂トークセッション
「書評とは何か?(仮題) ネット書評のあり方について」
(中条省平×斎藤宣彦)
【日程】 2004年 7月15日(木) 18:30〜
【会場】 ジュンク堂書店
池袋本店4階喫茶にて
【入場料】 1,000円(ドリンクつき)
【定員】 40名 要予約
【お問い合わせ先】 TEL.03-5956-6111 FAX.03-5956-6100
【URL】 http://www.junkudo.co.jp/event2.html
こちらに各店のイベント情報が掲載されています
ジュンク堂書店池袋本店様は、弊社と同じ池袋の超巨大書店です。お仕事や学校の帰りにお誘い合わせの上お越し下さい。皆様のご来場をお待ちしてます!
【参考情報】
◆中条省平(ちゅうじょう・しょうへい)学習院大学教授・評論家
1954年生まれ。学習院大学仏文科を卒業後、フランス政府給費留学生となり、パリ大学文学博士号を取得。東京大学大学院博士課程満退。現在、学習院大学仏文科教授。映画・文学・マンガ・ジャズなどの評論で幅広く活躍。著書に『名刀中条スパパパパン』『反=近代文学史』『文章読本』『フランス映画史の誘惑』など。
◆斎藤宣彦(さいとう・のぶひこ)オンライン書店bk1編集長
<<斎藤氏のコメント>>
bk1のオープンから約1300日、1日平均75本の読者投稿書評を採用してきました。レスポンスの速さと、書評の“熱気”には、いつも圧倒されています。本の発売日の夜に(その書籍の)書評がしっかりとした長文で寄せられるのには驚きますし、そういった書評者の熱気に応えるサイトづくりを、常に模索しています。
新聞や雑誌における書評は、(通常)1冊に対して一人の識者が行いますが、オンライン書店の書評では、専門家・非専門家を問わず複数の方(の「読み」)が投稿されてきます。先行書評への賛同や疑問なども、書評として書くことができます。このように1冊に対して多様な「蓄積」がなされ、それを数多く一覧できるのは、オンライン書店の書評(のシステム)しかありません。大げさな言い方かもしれませんが、専門家の独占物だった日本の書評のあり方が、ネット発の文化によって、大きく変わってきているのです。
<<『熱い書評から親しむ感動の名著』あとがきより>>
今まで書評は一部の評論家やライターたちの独占物だった。それは新聞社や出版社が、識者に発注して書いてもらうものだった。だが、インターネットが普及し、誰もが気軽に投稿できるシステムをオンライン書店が作った途端、どこにでもいる普通の本好きたちが、プロ顔負けの知性の輝きを見せつけるようになっていったではないか。しかもそれらは、プロが書いた書評にはない「熱さ」を持つ。投稿書評を読んだ人は自分も書評を書いてみたくなり、こうして書評を通じた読書の輪が広がることとなる。まるで、人が人と触れ合って、家庭や社会を作るように。 |